12月19日に国土交通省のホームページで令和7年不動産鑑定士試験ポスターが公開されました。
ポスターは平成31年(令和元年)から毎年公開されています。
受験案内及び電子申請の案内は令和7年2月5日(水曜日)掲載予定です。
詳細は国土交通省の不動産鑑定士試験のホームページでご確認ください。
世間では不動産鑑定士があまり認知されていないかもしれません。
私が不動産鑑定士の名称を初めて知ったときは大学受験の試験会場から出るときに、資格学校のL校とT校がパンフレットを配布していて、それを見たときでした。
受験した大学は大阪にありました。
もしかすると、地方にいるとこのような国家資格を知る機会があまりないかもしれないと思いました。
でも、後になって驚きましたが、私の実家及びその近所や親族の間では不動産鑑定士について詳しく知っていました。
でも、これが様々な転機になってしまうとは誰も思いもしなかったのですか。
家庭環境の諸事情により大学進学を断念して地元の零細企業に就職して、しばらくしてから国家資格試験の受験をできないか考えるようになりました。
そこで、三大国家資格の受験を考えていました。
当時の三大国家資格は、私は高卒なので一般教養のような第1次試験から受験することになりました。
当時では、司法試験の場合は、大学に2年以上在籍で36単位取得、公認会計士試験と不動産鑑定士試験は大学に2年以上在籍で44単位取得でそれぞれの第1次試験が免除になり第2次試験から受験できるようになりました。
他にも第1次試験免除で第2次試験から受験できる条件がありましたが、それは戦時中での召集や軍事に関する学校での就学、終戦まで実在した日本の領土の学校での就学や海外の学校での就学、あと文部省(現在の文部科学省)管轄外の大学校に関するもので、私にはそれらの条件を満たせるわけがないものでした。
故に、それらの第1次試験から受験する必要があることになりました。
不動産鑑定士試験の第1次試験は、毎年4月に施行されていて、司法試験と公認会計士試験の第1次試験は毎年1月に施行されていました。
そのため、司法試験と公認会計士試験の第1次試験の両方を受験することはスケジュールを考慮すると受験できないものになりました。
それで、公認会計士試験と不動産鑑定士試験の第1次試験を受験することに決めました。
公認会計士試験第1次試験は2回出願して1回目は母の葬儀で受験できませんでしたが2回目は受験して不合格、不動産鑑定士第1次試験は2回受験して2回目で合格できました。
不動産鑑定士試験第1次試験合格したとき、これでスタートラインに立つことができたと思い嬉しかったです。